2006年04月16日

★若いイズムはどこまで伝わるか?

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今村選手が、初キャップです。
おめでとうございます!

たくさんの先輩たち混じって、どれぐらい「清宮元監督」
のマインドを持ちながら戦えるか、

また、そのマインドが、他の先輩たちにどれぐらい伝わり、
勝利に近づけるか、楽しみです。


新年度になり、新しい仕事に取り組むにあたり、新しいチーム編成の構想を考えていると、やはり「清宮イズム」が考えの中に大きな影響を与えます。


今までやってきたから、やる、というような発想を崩せるのは、
伝統的な練習方法を変え、勝利に導いた清宮元監督の影響が大きいです。
その他にも書けばきりがないですが・・


とにかく、今村選手、がんばってください!
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2006年04月13日

★仲間と勝てる喜びを知る − イチローの言葉より

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先日の「Get Sports」でイチローがインタビューに答えていました。

「WBC優勝で、
 イチローが変わったと言われていますが、
 どう思いますか?」

 との問いかけに、こう答えていました。

「プロに入って、本当の意味で、仲間と言えるような
 関係を築けるとは思っていなかった。

 だって、プロにとってみれば、チームメイトも
 みんな敵なわけですよね。

 そのチーム内の敵との競争に勝って初めて、試合に
 出られるわけで。

 だから変わったというよりも、
 そういう気持ちにプロでは始めてなった、
 という言い方が正しいと思います。」

イチローほどの天才でも、
「競争」を意識していることに
びっくりしました。


「競争」とは無縁の世界で、もう飛び抜けた才能の中で、
「何でもかんでもできる」と思えるくらいの、

ある意味での「余裕」が、あるんじゃないかと
思っていたので、少し意外な感じがします。


そして、こうも言っていました。

「ただ、あの大会が今の自分に大きな影響を与えているのは凄く感じます。
 自分のここ(胸を指して)には、日の丸がありますからね。
 それに、世界一だという誇りもあるわけですからね。

 アメリカには、どんなに成績を残しても、
 いちゃもんをつける奴がいるんでしよ。

 でも、これからは、そういう人にも、
 『あっそう。でも悪いけど、世界一だから』って言えますからね。

 何を言ってきても、『あっそう。でも悪いけど、世界一だから』って
 言えますからね。」

と。

きっと、色々な屈辱を受けて来たのでしょう。
そして、それに対して、何か「言い返せなかった」「後ろめたさ」を
感じていたイチローがいたのだと思います。

確かに、イチローは「ヒット数世界一」の記録を樹立しても、
「内野安打が多い」とか、色々と文句を言われていました。

そんな中での「世界一」「日本」「仲間」ということに、
イチローが大きな力をもらったのだと思います。

ちなみに、同時間帯の別番組で、

清原と佐々木の対談があり、その二人が、
「イチロー」をべた誉めしていました。

「熱い、男気のある、努力家」
だと。


「世界一」「日本」「仲間」。
「熱い」「男気」「努力」。


自分も、イチローとジャンルは違えど、毎日の仕事にただただ満足せず、
この言葉を持ち続けていきたいと思います。

どうしても日々の仕事ですと、「仲間」というより、「連帯責任」のような
見方をされてしまう、「個人のスキル」という視点で、どうしても自分、自分に
なってしまい、仲間は2番目に考えてしまう・・・ なんかおかしい。
そんなときに、勇気がでる言葉です。大事にしたいと思います。




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2006年04月12日

★誰をチームの起動力とするか?−金本の904試合連続出場に学ぶ

今年のゴルフ・マスターズのナビゲーターをやっていた
星野シニアディレクターは
ご存知のとおり、弱小阪神を優勝までのし上げた指揮官でした。

先日発売されたThink の仕事に活かすコンサル「力」の特集でも、楽天の野村監督が
「私の後を継いだ星野監督の最大の功績は、金本を阪神に
引っ張っていたことだろう」
といっています。

阪神優勝の原動力となった金本が、世界記録となる
904試合連続出場というすごい記録を打ち立てました。
(記念切手も発売されるようですね)

骨折しても試合に出場し、片手でヒットを打つ姿に、
チームの若手は、大いに刺激されているようです。

さらにThink の仕事に活かすコンサル「力」の特集で野村は、

「中心となる選手が、監督の方針を理解し、練習や試合で
 模範となる態度を示してくれると、チームはまとまり
 いい方向へいく」


「星野監督のもとでは3番打者としてチャンスメークに徹し、
 岡田監督のもとで4番を任されてからは、5番の今岡とともに
 ポイントゲッターとなった。 

 常に自分の役割を認識し、チームの勝利を第一に考える姿勢は
 監督にとってどれほどありがたいことか」


チームづくりには、やはり柱となる選手が必要であり、
柱の選手を中心に、チームが結果を出せば、その選手はさらに伸びる。

その姿をみた若手が奮起し、またチームは結果を出す。

まさに好循環ですね。

「誰をつれてくるのか」そして「どういう影響をあたえるのか」
これも指揮官の大事な仕事だとあらためて確認しました。


アニキ、これからもがんばってや!
その背中に、勉強させてもらうで!



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2006年04月10日

●魔女が繰り出す「魔法」 ・・・ ゴルフ「マスターズ」

経営者の方はゴルフが好き、というイメージがあります。

オフィシャルの場でしにくい商談などを進める意味もあると思いますが、
本当の理由はきっと「最後は自分自身との戦いになると」いうところに、
ひかれるからではないでしょうか。

相手がどんなに手強くても、
相手よりも優れた商品やサービスを提供すれば、顧客を獲得することは
できる。

逆に、自分がどんなに頑張っても、相手がそれを上回ることを
仕掛けられてしまった場合は、負けてしまいます。


つまり、「自分が努力する。結果を出す。」ということはできても、
「絶対に相手に勝つ」とは限らないのが、ゴルフであり、経営なのだと
思います。

今回は、「マスターズを創った男―球聖ボビー・ジョーンズ物語」を紹介します。


▼生涯アマチュアの伝説のゴルファーが創った「不朽の名作」
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 そんな「ゴルフ」の世界で、1年に一度、
 世界中を熱狂させる大会があります。

 初めてその大会をブラウン管を通じて見た時の驚きは忘れられません。

 まず、本当に美しい緑が豊かな、そして鮮やかなコース。
 大きな池の水に青々とした空が写り、輝く。
 そして、おおよそ他の大会では見ることがないような、グリーン場での
 ボールの動き。

 まるで「マジック」でも見ているかのようにボールが、
 突然加速したり、S字に大きく曲がったり・・・
 本当に「目が飛び出る」ほど、びっくりしたことを憶えています。

 このコースを創り、大会を創ったのはボビー・ジョーンズ。
 1930年、全米オープン、全英オープン、そして両アマタイトルの
 四大タイトルをすべて制覇し、史上初の「年間グランドスラム」を
 達成し、生涯アマチュアであり続け、28才の若さで引退した
 伝説のゴルファー。

 マスターズ・トーナメント

 そしてアメリカ・ジョージア州・オーガスタにある
 オーガスタ・ナショナルGCは、
 このボビー・ジョーンズが創った「不朽の名作」です。


▼何の変哲もない田舎町が「世界の中心」に
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 マスターズは、単なるトーナメントのひとつではありません。

 本当にこの「日」を待って、この「地」を求めて、世界中から数多くの
 選手が、このコースにやって来る。
 また、世界中から約300人のマスコミがやって来る。
 そして、パトロン。ここではこう呼ばれるギャラリーが、10万人以上も
 やって来ます。

 町では、学校は休校。会社も休業。
 そして、町からおよそ2500人もの人々が、この大会のためにボランティア
 を行ないます。

 普段はなんの変哲もない、静かな深南部の田舎町。
 この田舎町が、毎年四月、マスターズ・ウィークと呼ばれる1週間は
 「世界の中心」となるのです。


 マスターズには超一流の仲間入りをして、ようやく招待されます。
 「マスターズの招待状を受け取らないということは、世界から
 1週間追放されたようなものだ」とさえいわれます。

 世界中のトッププレーヤーが
 「優勝者のみに与えられるグリーン・ジャケットを着たい」と
 特別な思い入れをもって乗り込んできます。

 つまり、マスターズは、野球でいえばワールドシリーズ、テニスなら
 ウィンブルドンのようなものなのです。

 過去に6回優勝しているジャック・ニクラウスですら「足が震えてしまう」 といいます。

 そして、こんな色とりどりの花が咲き乱れる緑のオーガスタには
 「魔女」が棲んでいます。

 その魔女が作り出す「魔法」。
 それは時に、「奇跡の逆転」を生み、人々を感動させます。


▼「マスターズ」が仕事に活きるポイント
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 ★うちの会社はダメだ、と決めつけていないか?
 
 マスターズが毎年行われるオーガスタは、普段はよくある田舎町です。
 その町が1週間だけ熱狂的な場所に変わる・・・ 

 今の会社やチームを振りかえると、「所詮うちは他にもよくある会社や
 事業部だ」と自分の中で判断し、最初からお客様に感動してもらえる
 商品やサービスは産み出せないと決めつけていませんか?

 マスターズが行われるオーガスタ・ナショナルGCも、最初から順風満帆
 ではなく、資金面でも相当の苦労があったといいます。しかもオープン
 当初は酷評にあったともいいます。

 そうしたつらい状況を、ボビー・ジョーンズや仲間たちが「想い」を
 もって、着実に少しづつ作り上げていったのです。
 
 え?「うちにはボビー・ジョーンズがいない?」

 上司や経営陣に過剰な期待をせず、
 自社の可能性を信じ、日々の仕事を何とかしたいと感じている
 皆さん自身が、「ボビー・ジョーンズ」の役割を演じればいいのでは
 ないでしょうか。 


▼おすすめの本 −マスターズを創った男―球聖ボビー・ジョーンズ物語
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 ゴルフは「楽しむもの」というのがジョーンズの終生変わらない
 基本的な考え方だったようです。

 英米の名だたるコースでプレイしたジョーンズは自分の理想のゴルフを、
 マスターズが行われている「オーガスタ・ナショナルGC」で
 形にしました。

 設計のコンセプトは非常に明快で、

 ・優れた名プレーヤーでも、たえず自己の技術向上に励むような、
  興味のつきないコースにしなければならない

 ・下手なプレーヤーでもビギナーにも愉快のラウンドでき、
  しかもどんなスコアを出してもまたプレーしたくなるように
  アレンジしなければならない


 このコースの設計のコンセプトを読んだとき、自分のチームの仕事の
 進め方もこうでなければならないな、と感じました。

 仕事の上手な人だけが活躍し、下手な人をおいてけぼりにしてしまうので
 はなく、どんなレベルの人も意欲的に取り組めるようにしなければ・・・
 
 仕事の進め方の設計は、ゴルフコースの設計と共通する部分が多いと
 思います。

 今のチームの仕事をやり方を変え、
 ベテランも新人も、仕事の上手な人も下手な人も、みんな意欲的に
 チャレンジして、力をあわせて成果を出す、
 そんな仕事を流れを作りたいと思っている方に、ヒントになる一冊です。

 時間がない方は、「第4章:マスターズの誕生と伝統」の部分だけでも
 読んでもらえるとうれしいです。

 「マスターズを創った男―球聖ボビー・ジョーンズ物語」
 杉山 通敬 (著)
posted by 23book at 22:13| Comment(0) | TrackBack(1) | 最近のスポーツをみて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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