2005年07月31日

★メンバーの力を結集するってこういうことか?・・・女子バレー柳本監督に学ぶこと

先日まで世間を熱狂に巻き込んだ女子バレー。

あまりバレーに詳しくなかった私ですが、テレビに映る
柳本監督の表情だけは、なぜか気になってました。

「なんか迫力あるなー」
「声でかいなー」
「女子チームのメンバーからどう思われているのかなー」

いろいろ疑問があったので、柳本監督自身が書いた本を読んでみました。

本の名前は、ずばり「力を引き出す―どん底から個人と組織を甦らせる」

柳本監督は、こんなうまい例えで、監督というか、リーダーの仕事を定義しています。

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指導者の仕事 − それは、次のようなことだと私は思っている。

人差し指と中指でピースサインをつくってみていただきたい。
次に、人差し指と中指を力いっぱい開いてほしい。
これ以上開かないという限界があるはずだ。
だが、もう片方の手を指でつかみ、グッと開いてやる。
そうすれば、限界点はかなり広がるだろう。


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ビジョンを描き、メンバーを集める、という場面に差しかかりつつある
私には、「ビジョンは描いた。さあ、どうすればいいのか??」という
疑問がありました。

ただし、この本を読んで、「あまりに自分が考えていなかったんだなー」と
まずは反省しました。


マネジメントとはコミュニケーションである。

そう考える柳本監督の人材の起用、つまりチーム構成は、
非常に考えられているものでした。でもとてもシンプルなもので、
奇をてらったものではありません。

●62ページの、
吉原、竹下の起用、キャラクターを活かした高橋の起用の話

●85ページの、
「勝利」に向けた「自分たち自身が勝ちにこだわるチームづくり」の
ため「競わせる」メンバーセレクション、など、

個人の力をどうすればチームの力として組み合わせて発揮できるか、
そのプロセスが「うまくいかなかったこと」を含めて余すところなく
披露されていて、
私は柳本監督をすごい、と思うと同時に、人間的に
好きになりました。

●組織を束ねるには、トップの3人をおさえる(68ページ)
●選手見自らが考え、行動するよう、選手がそう思うようにしむけるのが
 監督の役目(118ページ)

読みすすめると、名言の山で、ほぼ前頁に勉強になる言葉がちりばめられて
います。

どん底の女子バレーをここまで盛り上げた柳本監督、
その言葉にはひとつの無駄もありません。



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  今 回 の ま と め 
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●:力を引き出す―どん底から個人と組織を甦らせるは、こんなときに読んでみたら?
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 勝てるチーム、業績があがるチームを創るときに悩んだら
 ぜひ読んでおきたい一冊です。
 各メンバーが自律したチームづくりのノウハウは、この一冊で
 十分な気がします。


●:すいすい読むためのコツは?
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 この本は最初から順に読むことをオススメします。
 最後の章まで読みきって、初めて柳本監督の人間性を理解できるように
 思いました。

4569640958.09(柳本監督).jpg

posted by 23book at 23:25| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ本に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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