2005年10月05日

★どんな状況も「チャンス」ととらえる−カズの葛藤期、成長期に学ぶ

前に親友が読んだ、カズの若い頃の本の紹介を載せます。

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カズの本は何冊か持っています。

しかし、読んだことがあるのは1993年4月に発刊された
「KAZU(カズ)―ザ・スーパーストライカー」だけです。

もう12年以上も前に書かれた本です。

カズは今38歳ですから、カズが26歳の時の本です。
ブラジルから日本に帰ってきて3年、ブラジルに渡ってから
11年経った時ということですね。

この本は、そんなカズの15歳から23歳までのブラジル時代に
特に集中して書かれています。

まさに「カズの葛藤期、成長期」です。

カズが15歳でブラジルに渡った頃は、お父さんやおじさんの協力の元、
次々とチームを変わっていきます。
それは、おおよそ「キャリアアップ」というよりは、
「武者修行」
という方が相応しいものです。

それは、おんぼろアパートの虫だらけの三畳一間の部屋から始まり、
あるチームでは、周りには本当に何もなく、ただサッカーコートがあるだけのような土地で、
灼熱の太陽の下、ただただ練習付けになっていた日々が書かれていたり、
もうこれで芽が出なかったらあきらめようと思っていたことだったり、
様々なシーンが書かれています。

そんなカズも19歳の時に、サッカーの王様ペレも所属したことのある
「サントスFC」と初めてプロ契約を交わす所まで行きます。

しかし、試合に出られない日々が続き、直ぐにに他のチームに移籍を
させられてしまいました。
その後、いくつかチームを渡り歩き、活躍が評価され、記者による投票で
左ウイング部門で3位にランクされました。
そして、1990年、23歳の時に日本へ帰国したのです。

カズは、当時、日本人の誰もが夢のまた夢と思い、誰も信じては
いなかったことを言い切ります。
「日本代表をW杯に出場させる」「日本サッカーの歴史を変える」と。

「ハングリー精神を持って戦う」というのは簡単ですが、
現在の日本では余り見られないような環境で戦ってきたカズを知り、
「俺、ここまでできるかなー?」と思ってしまいました。


そもそも、この本を最初に読んだ理由は、


●「文字が大きくて読みやすそうだったから」
  ⇒肩慣らしに。

●「カズ関連本の中で初期のものだったから」
  ⇒やっぱり初めての本って、本人も協力・監修していたりすると、
気合が入っていると思うので。


つまり、「手軽にエッセンスを読めるかな?」とそんな気持ちでした。

しかし読んでみると、かなり丁寧に書かれていると感じました。
「カズの急な移籍」について事細かに書かれています。

「スーパースターのカズ」というより、
「泥臭くがんばって来たカズ」
「移籍しても、その度にチャンスだと思って立ち向かっていたカズ」
そんな若き日のカズの姿勢は、年齢を問わず、
「俺もがんばらなきゃ」と思わせてくれるものがあります。

忙しい人は「33〜78ページ」の
「第2章 限りなくゼロに近いスタート―弱冠15歳でブラジルへ単身留学」
だけでも読んで見てはいかがでしょうか?


「KAZU(カズ)―ザ・スーパーストライカー」
加藤 高尚 (著)
posted by 23book at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ本に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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