2005年11月08日

★アメリカバレーを押し上げた日本人「吉田監督」に、困難を破る情熱と戦略を学ぶ

4048838946.09(吉田監督).jpg先日、「吉田 敏明さん」という方の「壁は破れる」という本を読みました。

それまで、この名前を聞いたことはありませんでした。

吉田さんは、元アメリカ女子バレーボール代表監督です。

吉田さんは、大学院生の頃に、その頃日本では常勝チームだった日立の山田監督に誘われ、
日立のチームの強化のお手伝いをしていました。
その後、山田監督に「お前、アメリカ行って、いろんなこと学んで来い」と言われ、以前アメリカ代表監督であったセリンジャー監督に出会います。


その後紆余曲折を経て、2001年女子代表監督を公募した
アメリカバレーボール協会に


・現状のアメリカチームのデータ分析
・将来のビジョンの提示
・自分ができること、また自分の課題とその対策、
・そして「なぜ、アメリカは自分を監督にすべきなのか?」など、

考えうる限りのことを考え抜き、精巧且つ緻密な「強化計画」を、
まるで企業の事業計画を作成するかのように作り上げ、提出。


結果、見事全権監督として迎えられました。


そして、就任2年で、

バレーが決して盛んとはいえないアメリカを、

2003年には世界ランク1位に

押し上げてしまいました。


日本人が海外で指導者としてトップレベルで活躍している話というのは、
今まであまり聞いたことがありません。

例えば、世界でも目標とされる野球でさえ、選手の交流はあれど、
日本人がメジャーで監督をしたことはありません。

そういった意味で、この吉田さんは「指導者のフロンティア」であると
言っていいのではないでしょうか?

そして、母国語を使えない中、自己主張が強いアメリカ人に日本の「和」を教え、
データ分析を重視し、バレーの基礎を作りました。

データを重視しつつも「根性」の必要性を説く。
選手に考えさせる一方で「情報」を与える。
そして、選手一人一人に合った指導を行う。


そしてバレーボールで強国とは言えないアメリカを、
これも多いとは言えない年間予算9000万で、世界のトップへと押し上げてしまったのです。

さながら、「スポーツ界のアントレプレナー」を見ているようです。

こんな功績もあって、米国バレーボール協会は、
2004年のアテネ五輪では残念ながらメダルを逃しましたが、
2008年の北京五輪まで契約延長を提示しました。

しかし、本人から「日本に戻り、また違う角度からバレーを勉強したい」ということで
固辞されたとのこと。

こんな吉田さんを見て、「国でも、組織でも、環境でもなく、自らが情熱と戦略があれば、
困難な壁を破ることはできる」ということを教えてくれます。

そしてまた、「人生というのは、どう転んでいくのか、分からないことも多いんだなー」と
思いました。

そして、「捉われず、自分の信じた道を突き進む」吉田さんって、かっこいいなーと思いました。

世の中には、いろんな人がいます。いろんな会社があります。いろんな組織があります。
そしてそこには、本当にいろんな思いがあります。喜びも悲しみも、楽しみも悩みも、
いろんなものが。

その中で、どれだけ「自分を好きになり、人を好きになる」ということが大切なんだと、
とても思います。

そのためにも、「自分を信じてあげる!今この瞬間を楽しむ!」
ということが大切だと思います。


「自分の思い」と「みんなの思い」を重ねることを「楽しむ」こと。それこそが、「人生を楽しむ、仕事を楽しむ」秘訣ではないでしょうか。


◆━━━━━━━━━━━━━┓
 今 回 の ま と め 
┗━━━━━━━━━━━━━◆

●:壁は破れる。―全米女子バレーボール・チーム初の日本人監督は、こんなときに読んでみたら?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

「プロ」になるってどういうこと?「一人」でも何かできるの?
なんて考えることがあったら、是非読んでみてください。


●:すいすい読むためのコツは?
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

時系列に書かれているので、読み物として、読みやすいです。
最初からゆっくり読んでいくといいと思います。
posted by 23book at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ本に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/9117163

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。