2006年02月13日

●優しさとと怒りと、情熱があふれる藤田元司監督−ご冥福を祈ります。

元巨人監督、藤田さんがなくなられました。

原監督が「親父」と慕う人です。


他にも、野球界のみならず、各方面から故人を偲ぶ言葉、
そしてそれを話す姿・表情を見ると、藤田さんという人は、
みんなに愛されていた、信頼されていた人だったのだことが分かります。

巨人の監督は、1974年に長嶋が引退した後は、
長嶋、藤田、王、藤田、長嶋、原、堀内、原と、
22年間で、5人しかいません。

この歴史ある巨人の、限られた監督の一人であった
藤田さんはどんな人だったのでしょう。

藤田さんは、選手時代はエースとして活躍され、
8年間で通算119勝。新人王、防御率2.20、MVP2回、最多勝1回。

監督としても、苦境に立たされたジャイアンツを、
通算7年でリーグ優勝4度、日本一2度に導いた名将。

就任した1981年に日本一に就きました。

1983年の広岡西武との日本シリーズは、サヨナラの連続でした。
本当に歴史に残る名勝負でした。

また、2度目の監督に就いた1989年の仰木・近鉄との日本シリーズは、
3連敗から4連勝の大逆転。
見事就任1年目で日本一へ導きました。

藤田さんが監督だった時の巨人の野球は投手を中心とした野球で、
先発投手は完投して当たり前。斎藤・桑田・槙原の3本柱を確立するなど投手を育成しました。

特に、ノミの心臓と酷評され、伸び悩んでいた斎藤投手をサイドスローに変え、
大投手に育てたのは藤田さんです。

また、第一次政権ので自らドラフトで引き当てた原を、
巨人の4番として使い続けたのも藤田監督
です。

他にも、吉村、駒田、岡崎、緒方、村田、川相など、生え抜きの選手を育て、
安易な補強に頼らならい、本当の意味で自力のある強固なチームを作り上げました。

「やってみせて 言って聞かせて やらせてみて 褒めてやらねば人は動かず」

を座右の銘にされ、

「誰だって怒られるよりは褒められた方が嬉しい。選手だって同じだ」と、
「選手を思いやる心を持って対応する」という信念を常に持ち、
辛抱強く起用し続け、名選手を育てました。

しかし一方で、一見穏やかそうに見える藤田さんも、
実は「瞬間湯沸かし器」と呼ばれるほど激昂家であったそうです。

「情熱があるから、本気になれる。その本気が選手に伝わる。」
シンプルではありますが、そんな思いの伝わるジェントルマンだったような気がします。

優しさとと怒りと、情熱があふれる藤田監督。ご冥福を祈ります。

■藤田元監督の本

「ドンを越えた男―「巨人軍監督」藤田元司・しんぼうに辛抱のリーダーシップ」

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2006年02月12日

●納得いくすべりであったか?−上村選手、おつかれさまでしxた。

4408611344.09().jpg上村選手が5位入賞!

決勝のスタートを切り、攻めの滑りを見せ、
決め技の3Dコークスクリュー720も
見事に決まり、ガッツポーズでゴール!

滑り終わった時点では、2位へ。

しかし、最終的には5位入賞ということになりました。

でも、どうでしょう。

上村選手の顔は、
滑り終わった時の顔と、
結果が出た時の顔と、
それぞれ充実した顔にも見て取れました。


「3Dが凄く綺麗に飛べたのでよかったかな、と。
 でも、愛子、めちゃくちゃ悔しっいすっよ。
 日本のみなさん、ごめんなさい。」

と、少しの笑顔を交え、語ってくれました。

応援していた自分としては、
スタート地点で気合が入った姿を見てドキドキし、
ゴール間近でガッツポーズをした姿を見て、
「きっと、納得行く滑りだったんだろう」と思い、嬉しくなりました。

「Do my Best」- 全力を尽くす。

この「言葉」に、どれだけ正直に生きられるのか。


いつも、スポーツから学ばせてもらうことは、
このことかもしれません。

自分への約束を守りたい。
自分が自分に誇りを持ちたい。

そう思いました。


上村選手、ご苦労様。


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2006年02月11日

★やっぱり「組織力」が勝利のキモ − 清宮監督の組織づくりのノウハウ

4492042083.09(土田).jpg清宮監督が勝てる組織づくりにあたって、参考にした、サントリー土田元監督。

個人の特性を活かした本人の仕事を明確にし、成功体験をつけることで、好循環に入る、と紹介しましたが、やはり「組織」という考え方も非常に大事にしています。

もう少し、土田元監督の著書「「勝てる組織」をつくる意識革命の方法」から、ヒントを紹介しますと、

●レベルの高い者たちは、低い方のレベルアップを支援し、一方レベルの低い者たちは、レベルアップを目指す。これが真のチームワーク。決してレベルの低い者に合わせることではない

●相手を倒すため、相手の弱点を分析し、作戦を立てて戦えば勝てるが、そればかりだと結局は勝ちつづけられない。自分たちの「戦い方」をハッキリさせる必要がある。

●その戦い方は、それぞれの選手に合わせた「キーワード」に落とし込み、理解しやすいように伝える必要がある



先日の記事でも紹介しましたが、
サントリーで営業マンでもある土田元監督のチーム作りのノウハウは、
日々のビジネスの現場でも、ものすごくヒントになります。
研修資料で使いたいぐらいです・・・


土田元監督の「勝てる組織」づくりのエッセンスと、
清宮監督のノウハウがミックスされた、
史上最強と呼ばれる「早稲田ラグビー部」

明日はどんな試合を見せてもらえるか・・・ 楽しみです。


■生中継されます!

12日(日) NHK総合
13:50〜(15:45) 第43回ラグビー日本選手権 〜2回戦〜
「トヨタ自動車」対「早稲田大学」

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2006年02月10日

★清宮がモデルにした「勝てる組織」を創った土田元監督

4492042083.09(土田).jpg昨日のYahoo!の記事にも出ていましたが、
今年の早稲田ラグビー部は、日本選手権でいいところまでいくかもしれない雰囲気です。

そんな「勝てる組織」を清宮監督が創るときに、モデルにしたのが、当時のサントリーラグビー部土田監督の「勝てる組織」だったようです。


低迷していたサントリーを、1年で全国制覇へ引き上げた土田監督。
その「勝てる組織作り」のエッセンスを、早稲田のチーム作りにも活かした結果、早稲田は「史上最強」とよばれる強さを創り上げました。

土田元監督の著書「「勝てる組織」をつくる意識革命の方法」には、清宮監督がヒントにしたと思われるエッセンスがたくさん詰まっています。


サントリーで営業マンでもある

土田元監督のチーム作りのノウハウは、

日々のビジネスの現場でも、

ものすごくヒントになります。



●ビジネスマン一人一人が、自分で考え、判断し、行動することが
求められる時代に、ラグビーの組織運営は役に立つ

●また、サッカーと違い、ラグビーはポジションごとに求められる能力が違うので、
そのノウハウは、メンバーそれぞれの特質に凹凸があるチーム作りに参考になる

●各メンバーの特質を把握した上で、本人の強みがいきる仕事を明確化し、成功
 体験することで、他の仕事への取組みもかわり、好循環に入る


など、あげればキリがありません・・・

でも、ただやみくもに個人の能力アップをすればいい、というわけでは
ないようです。
そこには、「組織」という考え方がやっぱり必要だということです。

次回に続きます。

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2006年02月07日

★どこまで自分にこだわれるか?−トリノ・上原選手に学ぶ

トリノオリンピックが間近ですが、
注目している選手を応援していきたいと思います。

先ず今回は、モーグルの上原愛子選手です。

過去二回のオリンピックでは、
同じくモーグルの日本代表の里谷多選英手の
ニ大会連続のメダル獲得の影に隠れていましたが、
今回はやってくれそうな気がします。

というか、頑張って欲しい!

早くから体の軸を斜めにして跳ぶ、最高何度の技『3Dエア720』は、
女子の中では、いち早くチャレンジして習得した技です。

今でも、この『3Dエア720』という大技を決められる選手は、
上原選手しかいません。
この技をトリノで決めて『金メダル!』と行きたいところです。


こんな上原選手をコーチは里谷選手と比較して、
『愛子は、1つ1つの目標を確実に繰り返し乗り越えて行くアスリート。
 多英は不器用だけど、あれだけスキーの上手い選手は男女を通じていない』
と言っています。

上原選手は里谷選手を見て、
『ホント羨ましい。
必ず、大切な大会では結果を出すあの集中力は凄い』
と語っています。

近くにいる人は、上原選手を見て、
『まわりを気遣える優しい子。まわりの人の期待すべてに応えようとする。
だけど、アスリートとしてはもっとわがままの方がいいんだけど』と言っています。

こんな上原選手だからこそ、頑張って欲しいです。

昨日、上原選手はテレビで

『メダルは欲しいです。

でも、たとえ、メダルを取ったとしても、

満足な滑りでなければ、満足はできない。

やり切ったと思える滑りがしたい』と。


レースの順位は、勝っても負けても、相手あってのこと。
しかし、努力するかしないかは全て自分次第。正に自分との戦い。

結局、レースに勝ったとしても、努力した分だけ満足できる滑りができなければ、
『努力した自分が悲しい。しかし、努力が足りないという事実。であれば、
 更に努力するしかない。』

そう思えるほど、上原選手は、自分と戦い挑戦と努力をして来たんだと思います。
『そこまで自分にこだわれる』人もなかなかいない。

こんな上原選手だからこそ、頑張って欲しいです。

今、発売中のナンバーで、上原選手はこんなことを言っています。

『自分が本当に弱いということが分かりました。
 でも、弱いことには変わらないんです。

 でも、弱いと言うことが分かっているだけでも進歩している。』と。

そんな上原選手のコーチは
『本当に強くなった。今すぐ、レースでもいい。』と言っています。

上原選手の活躍を信じています。






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★勝負師が「熱」に触れた瞬間 − 大西鐵之祐に清宮が感じたこと

4062127156.09(大西).jpg日本選手権の1回戦を突破させた清宮監督。

「12日は必ず見に来てください。いい試合をお見せします」と、いつもどおり「勝つ」という情熱に裏打ちされた、
自信に満ちたコメントです。

そんな清宮をして「すごい情熱です。」と感嘆させたノートがありました。

故・大西鐵之祐
早稲田の名監督が記した、緻密なプレーの分析と、
勝つための理論、そして「オレがなんとかしてやる」という「熱」のこもったノートでした。


早稲田の「聖地」東伏見グラウンドが、上井草に移転する際に催された
イベントの準備の際に、目にしたノートでした。
遺産ともいうべき、大西鐵之祐の「知」と「熱」がこもった、故・大西鐵之祐の
自宅の中で、清宮はしばしたたずんだといいます。


そんな大西と清宮を、

「雰囲気と視線、それにラグビーのことを
 あんまりしゃべらないところが似ているんじゃないの」

大西の未亡人、アヤさんは、清宮をこう評しているそうです。


ラグビーとは人間と人間が全人格の優劣を競うスポーツである。
しかも、十五の人格が形成する一つの新しい超人格的チームが、
十五の結集された力に、ある何ものかが加わって闘う時、
初めてそこに相手にまさる力が生まれ出るのである。


大西鐵之祐のことばです。
清宮が実践してきた5年間の内容は、
まさにこのとおりではないでしょうか。

2回戦、がんばってほしいです。

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2006年02月04日

★仲間がついてこないと、リーダーのビジョンも絵に描いたもち − 早稲田ラグビー清宮監督に学ぶ

4104600016.09(早稲田).jpg明日はいよいよ

日本選手権。


大学日本一の早稲田が、
どこまでいけるのか、
楽しみです。


清宮監督の引退にあたって、
また早稲田ラグビーの本が気になり、
「早稲田ラグビー 再生プロジェクト」
また読み直しました。

この本は、他の本よりも、清宮の周りのスタッフの奮闘ぶりに多めにスポットがあたっています。


難しい交渉役を一手にひきうけていた、総務担当の木賀澤さんなど、周りのスタッフがめちゃくちゃ優秀で、目的に向かって、選手以上に奮闘しているそれぞれの話は、


リーダーひとりが

いくらすごくても、

そのビジョンに共鳴し、

形にするスタッフがいなければ、

何事も成功しない


という、ごく基本的だけど、つい忘れそうになることを
しっかり胸に刻んでくれました。

清宮のビジョンは、いつもスタッフのイメージの半歩(いや一歩?)先を
いっていて、スタッフたちは、振り回されっぱなしですが、
「日本一になる」という清宮のビジョンに、納得し、すすめたのだと思います。

メディアなどでは、清宮の「不遜な感じ」「口のわるさ」が全面に出ていますが
おそらく根っこはすごく優しくて、コトバにはしないけど相手を気遣っている人
ではないかなぁ?と思います。

夢(ビジョン)さえ描いていればいい、
そんなワンマンにならないよう、
戒められる1冊でした。



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2006年02月01日

★ライバルがいないと強くなれない?−ラグビー関東学院・春口監督に学ぶ

清宮監督が、
早稲田をあれほど強くすることができたのは

監督自身の采配や、清宮のまわりのスタッフがあったからですし、
そのコーチングに、選手のみんながしっかりついてきたからで
あることは間違いありません。

ふと、思うのですが、ベテラン春口監督率いる「関東学院」が
もしいなければ、こんなに早く早稲田は強くなっていたかな?
と。

もちろん、ストイックに自分自身の力をつけていくことも
できると思うのですが、やはりライバルがいることが、自分自身を
強くする「近道」ではないかと思います。

ましてや、そのライバルが、強ければ強いほど、その闘志が
かきたてられるものですよね・・・
普段の仕事でも、同じではないでしょうか。


尊敬するライバル、春口監督に、
清宮はどんな試合で臨むのでしょうか。
日本選手権が楽しみです。




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2006年01月29日

●自分のスタイルをつらぬく − ラグビー「雪の早明戦」に学ぶ

ラグビー・早明戦の話です。

清宮が2年生、堀越が1年生の当時の
Numberの「雪の早明戦」のビデオを、親友から借りてみました。

雪の中の最悪のコンディションながら、
かまわず走りまわるエンジと紫のジャージに、
ただただ圧倒されます。

特に印象的なのは、後半終了近く、明治はあと3点で
早稲田においつけるところで、あえて「勝ち」にはいきません。

あくまでの自分たちのスタイルにこだわり、
トライめがけて突進します。


もちろん、スポーツには勝負が大事なのですが、
何か自分のスタイルを貫こうという一本気なところに
忘れかけていた自分の気持ちを思い出しました。

伝統の早明戦には、他にもドラマがいっぱいのようです。
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2006年01月27日

★伝統ある組織の復活を託されたとき・・・早稲田ラグビー・清宮監督に学ぶ

4062568934.09(清宮1).jpg伝統ある組織を復活させるには、
相当にプレッシャーがかかると思います。


早稲田ラグビー部 清宮監督はみごと「復活」を
やってのけました。

「最強の早稲田ラグビー―世界を狙う「荒ぶる」魂」
読むとわかりますが、とにかく「勝つ」ということに、すべてを集中させる、その「リーダーシップ」が、すご過ぎます。



ひとことで「リーダーシップ」といえば
カンタンに聞こえてしまいますが、
もう少し清宮のすごさを分析すると、

・「絶対に日本一になる」

という「意思」

・「日本一になるため」の

 「作戦立案と実行力」

・「作戦実行」のための、

  躊躇ない「伝統の破壊」と

 「新しい方法の創出」


だと思います。

ビジネスマンとしての才覚を、学生のラグビーに持ち込んだ、ということで
アディダスとの提携など、賛否両論ありますが、
その「魂」に裏打ちされていての行動だと思いますので、
私としては「正解」ではないかと思います。


少し、極端に見方をかえると、早稲田が優勝したからといって、
たくさんのお金が儲かったり、株価が上がるわけではないですね。

最新号のナンバーで、清宮監督曰く、
「泣くためにやっている」と。

お金を稼ぐ以外の、人びとの魂を揺さぶる「想い」がないと、
みんなで本当の意味で「勝つ」ことはできないなぁと、
改めて感じました。

伝統ある組織の復活を託されたとき、
その「想い」だけでなく、「具体的なノウハウ・ドラマ」を
手元において参考にしたい一冊です。


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2006年01月26日

●いつもたくさんの方に読んでいただき、ありがとうございます。

いつもたくさんの方に読んでいただき、

ありがとうございます。


このブログをはじめて、まもなく半年になります。

手探りの状態で、自分たちが読み、
実際に役にたったスポーツの話や書籍をたくさん紹介してきました。

おかげさまで、自分たちが考えていた以上に、
たくさんの方にアクセスしていただき、驚きとうれしさでいっぱいです。

ただ、不安もあるんです。

『アクセスもあるし、読んでくれている方はいる。
でも、実際はどう思ってくれているんだろう・・・。』と。

同時に、こうも考えます。

『これを読んでくれていることだけで幸せだな』と。
そして、
『誰かの生活や仕事の少しでも役に立てれば、これ以上言うことはないなぁ』と。


これから、もっともっとこのブログがもっと皆さんの役に立てるように、
内容を充実させていきたいと考えています。

そこで、普段このブログにアクセスしていただいている皆さんに、

・こういう話や本がおもしろかった

・この話や本はおもしろくなかった

・もっとこういう記事をよみたい


などなど、ご意見をうかがえるとうれしいと思います。

このページのコメント欄か、こちらのメールから、
皆さんの声をお寄せいただけるとうれしいです。


何か感謝の気持ちのお礼を用意したいのですが、
そういう余裕もなく・・・申し訳ありません。

たくさんの方からご感想、ご意見などいただけるとうれしいです。
今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。



ブログ管理人より
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2006年01月21日

★ピンチで負けない自分管理術−元マリナーズ長谷川に学ぶ

4344002741.09(長谷川).jpg仕事で成果を出すため、いかに自分を管理するか。

いろんな本が出ていますが、
この「チャンスに勝つピンチで負けない自分管理術」が、具体的で、読みやすくてオススメです。

長年メジャーで一度もマイナーに落ちず、
成果を出し続けられた、その秘訣が満載です。


「僕は先発投手として失格したおかげで6年間、セットアッパーとしての地位を確立することが出来た。」

え? なんでこんな前向きに考えられるの?


「ピンチという状況は、客観的に見て、存在しない。
それは自分が作り出した幻影であり、『魔物』なのだ」



なるほど。。。 自分の解釈しだいってことか。


おそろしいまでに、すべての出来事を「ポジティブ」にとらえることができる
「元」マリナーズの長谷川が、この本で教えてくれていることは、

●目標は具体的に設定し、必ず紙にかくこと。
そして実現までのステップを具体的にすること

●いつでも失敗をしてもいい。でもそこから何を学ぶかが大事。

●人には自力でコントロールできることとできないことがある。
 コントロールできることはしっかりとやり、コントロールできないことは
 その状況を楽しむこと



とにかく、メジャーリーガーとして実践している自分コントロールの方法が
具体的にかつやさしく書かれています。

大半は、日々の仕事にも簡単に取り入れられるものばかりです。

ビジネスマンばり、というかほとんどビジネスマンの長谷川は、
たくさんの本を故障中に読んだとか。

今回の引退の決断も、ひょっとしたら、第二の人生の「コントロール」を
すでに描いていたのかもしれないですね。

「金持ち父さん貧乏父さん」がお気に入りらしく、その他にも
「メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる」
「大リーグのためのメンタルトレーニング」なども
オススメしていました。






 





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2006年01月14日

★進化し続ける組織の作り方を、ラグビー平尾元監督に学ぶ

4569607314.09(平尾).jpg「知将」という名がぴったりの、ラグビー元日本監督の平尾。

ご存知のとおり、先日優勝した、伏見工業の総監督、山口先生の教え子です。

平尾の「チーム・ジャパン」時代の試行錯誤が、彼らしくポイントを絞ってコンパクトにまとまっている1冊が「知のスピードが壁を破る」です。


目的意識が明確で、一つひとつの練習にも意味をはっきりさせて取り組む、一見無駄がないように見える彼から、

「試行錯誤を無駄なこととして、ただ一本の道を走らせる方法もある

 がしかし

 トライとエラーの繰り返しの中には、単に成功するための方法論ではなく、それは精神的なタフネスを養うことにもつながる」


と、意外なコメントがありました。
つまり、遊びやチャレンジや失敗がないと、本当には強くなれないのだと。


また、リーダーには、「強烈なリーダーシップが必要だ」というの
かと思いきや、

「リーダーでも、伝統継承型、命令型のコーチは、
 何もしていないのと同じだ」


とはっきりいってます。

プレイヤー個々の意識を高め、自発的に行動できるよう導く、
「問題提起型」「誘導型」「知識提案型」のリーダーが必要だと説いています。


他のスポーツ関係の書籍にくらべて、平尾の本は、
読み進めると

「?ビジネス書かな?」

と思えてくる瞬間もあり、

会社のオフィスを「競技場」に、会社員やチームメンバーを「プレイヤー」
に置き換えて読むと、こんなにコンパクトに組織作りを学べる本はないと
思います。


さらさらと読めますので
ぜひ手元に一冊おいておくことを
オススメしたいです。








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2006年01月09日

★「あきらめない」ことは本当に結果につながるか?−伏見工業山口監督に学ぶ

4569629911.09(山口先生).jpg高校ラグビーの全国大会の決勝戦が行われました。

あの「伏見工業」が優勝しました。

スクールウォーズのモデルとなった高校です。

この伏見工業の総監督が山口先生。
ドラマで主人公となった泣き虫先生です。


ラグビー代表として活躍した選手が、30代半ばで、京都でも荒れているとして名が通っていた伏見工業に赴任することになりました。

その頃の、山口先生は、
「よーし、やってやる!」と意気込みは大きく、
生徒たちにぶつかって行きますが、生徒たちは振り向いてくれません。

ラグビーを通じて、人生にとって、
人間にとって大切なことを伝えようとしても、生徒たちには届かない。



そして、花園高校との試合。
その前年、全国大会で準優勝をしていた強豪です。

その花園との試合を向かえ、山口先生は選手たちには、
「同じ高校生なんだ。やればできる。」と言ってはいましたが、
実際は、「到底、勝てるとは思っていなかった」と考えていたそうです。
でも、「一矢でも報えれば」と試合に臨みました。

しかし、試合は、全く歯が立たず、選手たちも、諦めムード。

山口先生は、「何で、立ち向かっていかないんだ。」と
悔しさに顔が歪んだそうです。
そして、余りの不甲斐なさに、席を立とうとしたそうです。

しかし、その時、気づいたそうでう。

「一番、悔しいのは、子供たちだ」と。

それから、試合を凝視し続け、試合は112対0という、
大敗となりました。

試合後、選手を集めました。
しかし、選手たちの顔から、悔しさは見えません。

山口先生は、叫びます。

「お前ら、悔しくないのか!」

キャプテンの小畑選手が、泣きながら、
崩れ落ちるように、言ったそうです。

「悔しいです!」

他の選手も続きます。

「花園に勝ちたい!」

そんな涙の叫びの後、山口先生は言います。

「お前ら、花園に勝つには、努力と覚悟が必要だ。
 お前らにそれはあるのか!」

選手たちは、決意を叫びました。

そして、
「この拳の痛みは3日で忘れる。
 しかし、この悔しさは忘れるな!」
という言葉と共に、
全選手を、殴ります。

それから、伏見工業は猛練習に猛練習を重ね、
翌年、花園に勝ちます。

その試合を、中学三年生の子供が見ていました。
「伏見に入りたい」と思ったそうです。
それが、あの平尾誠司
です。

その後入学した平尾が3年生の時、伏見工業は全国優勝を果たします。

このような内容を含め、当時を振り返り、そして今の日本を見て、
伏見工業の山口先生と平尾誠司さんの対談を収録したのが
「気づかせて動かす―熱情と理のマネジメント」です。

なぜ、不良の集まりだった伏見工業が強くなったのか?
なぜ、伏見工業の選手は、試合は、人々の心を動かすのかがよく分かります。
そして、本書を読んで、皆さんは涙を流すに違いないと思います。


言葉でいうのは簡単です。

「あきらめない」「愛を与える」

そんなことの原点が分かる本書は、

絶対にお勧めの一冊です。


是非、読んでみてください。

「気づかせて動かす―熱情と理のマネジメント」山口 良治 (著), 平尾 誠二 (著)

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2006年01月07日

★ベテランと新鋭監督の勝負はどちらに?−ラグビー大学選手権に学ぶ

4334033024.01(春口).jpg今の大学ラグビー界をひっぱる、二人の監督

関東学院大学 春口監督と、早稲田大学 清宮監督です。

55歳の春口は就任して31年目、37歳の清宮は就任4年目、
年の差もさることながら、情豊かな大学教授とエリート
ビジネスマン、など、対極的な二人です。


そんな二人は、「ハルさん」「キヨ」と呼び合う仲で
お互いのことを認め、本気で勝負したいと感じている
「好敵手」のようです。


先日、春口さんの「関東学院大学・春口廣 強いだけじゃ勝てない」を読みました。
春口さんの「雑草魂」が感じられて、早稲田出身の私でも、ちょっと
応援したくなってしまうような・・・

でも清宮の采配もすごいです・・・

明日、二人が率いるチームは、どんな勝負を見せてくれる
のでしょうか?

「強いだけでは勝てない」というベテラン春口監督か?
「荒ぶる魂」の清宮監督か?

楽しみです。



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2005年12月31日

●掛け値なしの勝負の結末 − 箱根駅伝(5)

●2001年・第77回大会・復路 〜 10区、ゴールへ 〜

いよいよ駒大が初めてトップに立ちました。
一方の順大は追い詰められた形。正に絶体絶命。


鶴見中継所では順大の10区、アンカーの宮崎展仁選手(4年)が謙介を待っていました。

宮崎は、2年前は優勝テープを切り、昨年は2位で無念の涙のゴール。
そして、今年、3年連続でアンカーを任されていました。

宮崎は、復路のスタート、6区の宮井将治選手が、区間新を出し、
駒大に3分8秒の差をつけた時の心境を、こう語っています。
>さらに続きを読む
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2005年12月28日

★創意工夫の2人の対談に、たゆまぬ努力を学ぶ − 日経ビジネス新春対談

1934(日経ビジネス).jpgふと日経ビジネスをみると、

新春対談が、
スターバックスのハワードシュルツ氏と、マリナーズのイチロー
対談でした。

「片やヒット1本1本を積み重ねて
大記録を成し遂げたプロ野球選手、

 片やコーヒーを1杯1杯注いで
世界最大のチェーンに育てた敏腕経営者」


うまいこというなぁと思って読み進めました。

どちらも、

・よりうまくなる為、

 研究を続ける

・周りに左右されない、
 
 独自のスタイルを貫く


ことで、「夢に近づく」二人のスタンスを見ると、

・自分自身で、考えることが大事だということ
・考えたことを、周りに左右されず、実際にやってみること


が大事だと、あらためて感じました。

年の瀬にあたり、再度原点に帰った気持ちでした。

その特集の部分だけでも読んでもらえると、
基本に返れて、すっきりと新年を迎えられると思います。

日経ビジネス
http://www.fujisan.co.jp/Product/1934/http:/ap-23book
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2005年12月23日

★日本一のキャプテンに中間管理職の極意を学ぶ−ガンバ宮本

B000C1MIMU.09(GQ).jpgGQのような洒落た雑誌にも、
ガンバ・宮本は、しっかりはまっています。

特集インタビューが、

「キャプテンは、

中間管理職です」


金剛中学から、カンバユース、日本代表と、いつもキャプテンとして
活躍して宮本が、自分の「キャプテン論」を披露しています。




監督の本はたくさんあるけど、「キャプテンはどうあるべきか」
という本はない、と宮本はいってます。

また、
●キャプテンは、仕える監督により、必要とされる「キャプテンシー」が
変わってくるものです。

トルシエ監督の下では役割が固定されていましたが、ジーコの下では
選手に与えられた自由が多いので、戦術の指示を出すこともあります。


・・・仕える上司によって、役割をかえていくことが大事ってことで

しょうか。


●監督との信頼関係が関係が深まっていけば、自分のやりたいことが
できて、自分の意見をいえる機会も増える


・・・ これって、「自分の意見を聞いてくれない!」と
    ふてくされている課長さんに聞いてもらいたいです。


その他にも、宮本の「知的な」インタビューが続きます。

手元において、上司との軋轢に負けそうなときに、
読み返したい一冊です。






他の特集では、「業界別、社長に聞いた今年の一冊!」が
あります。
これも業界別におもしろそうな本がずらりと。

21世紀型のマネジメントを説いている
「フューチャー・オブ・ワーク」が気になりました。



posted by 23book at 12:06| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ本に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月18日

★サッカーチーム監督の采配に、チームリーダーのスキルを学ぶ

4796649220.09(ワールドサッカー).jpg今日はトヨタカップ決勝戦。
「地球一」のサッカーの場に、日本のチームが
いないのは少し寂しい気もします。

連日、夜の番組で選手の活躍が伝えられていますが、
少し角度を変えて、「監督の采配術」についてもフォーカスしてもらえると
勉強になるのになぁ
と思います。


先日本屋で、
「ワールドサッカーシステム論」という、監督の戦略、戦術にフォーカスした本をみつけたので、
早速買いました。

ゴールにシュートを決める、シュートを決められないように守る、
大きくいえばこのゲームで勝利するために、こんなにいろんなシステムがあり、
変遷してきたのかと、正直驚きました。



次回のワールドカップで、同じ「F組」になったブラジル、オーストラリアの監督も
それぞれとりあげられていました。

●ブラジル監督は、実はプロ経験がなく、体育大学で学んだ理論をもとに、チーム戦略、戦術を
練りあげ、個々の選手の能力を活かして勝利していること、

●オーストラリア監督は、前回ワールドカップで、韓国代表をベスト8まで引き上げた
あの「ヒディング」です。

当時の中心選手だったホン・ミョンボ選手が、

「今までの監督はカラダを疲れさせたが、
ヒディングは頭を疲れさせる」
と笑ったそうです。

もともとスピードもあり運動量が多い韓国選手に、
役割を明確にした戦術を伝授することで、勝利をもたらしました。

その後の韓国代表の監督が、いずれも苦戦している話もありました・・・


もちろん、日本の代表チームの采配についてもありました。
トルシエのチームづくり、勝ち方には疑問の声が・・・

ただただ勝てばいい、「勝てば官軍」という考えは、
やっぱり支持されないようですね。



先日なくなったオリックスの仰木監督のように、

「ない袖はふれない、じゃなくて、ない袖も振ってしまうのがすきなんだ」


のような、

チームの限られた状況の中で、

選手個々の能力を高め、力をあわせて勝つ、

ような「人間味あふれる」采配が、
みんなの支持をえられるのだと思います。



書くのは簡単ですが、実際自分のことを見直すと、
実際の現場を考えると、なかなかしっかりしたチームの采配は難しいですよね。。。
ぜひ、参考にして、勉強したい1冊です。
「ワールドサッカーシステム論」
別冊宝島



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2005年12月11日

★社員の入れ替わりが激しい会社が「勝つ」戦略・・・早稲田ラグビー部清宮監督に学ぶ

怒涛の強さを誇る早稲田ラグビー。

清宮監督の采配が光ります。

ラグビー部のサイトも勢いあります。
http://www.wasedarugby.com/?page_sysnm=gamerugby_detail&id=1530

V5は偉業です。

社会人ラグビーと違い、学生は4年間しか原則としてプレーできないので
毎年、主力選手が入れ替わり、戦力を高いレベルでキープ
するのは
並大抵ではないと思います。

そんな中で、各戦術に「なぜ」を問いかけ、各選手の特性にあわせて
丁寧に指導するその「コーチング力」は、非常に参考になります。


一般の企業でも、新入社員を採用しても、一生その会社に勤務するわけでは
ない時代。ひょっとすると、一般企業でも、早稲田のラグビー部のように
3年から4年で、戦力がガラッとかわってしまうのが現状
ではないかと思います。

そうすると、ただのコーチング、戦略立案の参考書、というだけでなく、
「人がいれかわることを前提にした」参考書として、重宝すると
読んでみて感じました。


大事なプロジェクトを抱えているが、
人が入れ替わってしまい、作戦が立てにくい状況の方に
オススメの一冊です。


「最強の早稲田ラグビー―世界を狙う「荒ぶる」魂」

4062568934.09(早稲田ラグビー).jpg

「荒ぶる」復活

4062116316.09(荒ぶる復活).jpg

清宮 克幸 (著)



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