2006年02月07日

★どこまで自分にこだわれるか?−トリノ・上原選手に学ぶ

トリノオリンピックが間近ですが、
注目している選手を応援していきたいと思います。

先ず今回は、モーグルの上原愛子選手です。

過去二回のオリンピックでは、
同じくモーグルの日本代表の里谷多選英手の
ニ大会連続のメダル獲得の影に隠れていましたが、
今回はやってくれそうな気がします。

というか、頑張って欲しい!

早くから体の軸を斜めにして跳ぶ、最高何度の技『3Dエア720』は、
女子の中では、いち早くチャレンジして習得した技です。

今でも、この『3Dエア720』という大技を決められる選手は、
上原選手しかいません。
この技をトリノで決めて『金メダル!』と行きたいところです。


こんな上原選手をコーチは里谷選手と比較して、
『愛子は、1つ1つの目標を確実に繰り返し乗り越えて行くアスリート。
 多英は不器用だけど、あれだけスキーの上手い選手は男女を通じていない』
と言っています。

上原選手は里谷選手を見て、
『ホント羨ましい。
必ず、大切な大会では結果を出すあの集中力は凄い』
と語っています。

近くにいる人は、上原選手を見て、
『まわりを気遣える優しい子。まわりの人の期待すべてに応えようとする。
だけど、アスリートとしてはもっとわがままの方がいいんだけど』と言っています。

こんな上原選手だからこそ、頑張って欲しいです。

昨日、上原選手はテレビで

『メダルは欲しいです。

でも、たとえ、メダルを取ったとしても、

満足な滑りでなければ、満足はできない。

やり切ったと思える滑りがしたい』と。


レースの順位は、勝っても負けても、相手あってのこと。
しかし、努力するかしないかは全て自分次第。正に自分との戦い。

結局、レースに勝ったとしても、努力した分だけ満足できる滑りができなければ、
『努力した自分が悲しい。しかし、努力が足りないという事実。であれば、
 更に努力するしかない。』

そう思えるほど、上原選手は、自分と戦い挑戦と努力をして来たんだと思います。
『そこまで自分にこだわれる』人もなかなかいない。

こんな上原選手だからこそ、頑張って欲しいです。

今、発売中のナンバーで、上原選手はこんなことを言っています。

『自分が本当に弱いということが分かりました。
 でも、弱いことには変わらないんです。

 でも、弱いと言うことが分かっているだけでも進歩している。』と。

そんな上原選手のコーチは
『本当に強くなった。今すぐ、レースでもいい。』と言っています。

上原選手の活躍を信じています。






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★勝負師が「熱」に触れた瞬間 − 大西鐵之祐に清宮が感じたこと

4062127156.09(大西).jpg日本選手権の1回戦を突破させた清宮監督。

「12日は必ず見に来てください。いい試合をお見せします」と、いつもどおり「勝つ」という情熱に裏打ちされた、
自信に満ちたコメントです。

そんな清宮をして「すごい情熱です。」と感嘆させたノートがありました。

故・大西鐵之祐
早稲田の名監督が記した、緻密なプレーの分析と、
勝つための理論、そして「オレがなんとかしてやる」という「熱」のこもったノートでした。


早稲田の「聖地」東伏見グラウンドが、上井草に移転する際に催された
イベントの準備の際に、目にしたノートでした。
遺産ともいうべき、大西鐵之祐の「知」と「熱」がこもった、故・大西鐵之祐の
自宅の中で、清宮はしばしたたずんだといいます。


そんな大西と清宮を、

「雰囲気と視線、それにラグビーのことを
 あんまりしゃべらないところが似ているんじゃないの」

大西の未亡人、アヤさんは、清宮をこう評しているそうです。


ラグビーとは人間と人間が全人格の優劣を競うスポーツである。
しかも、十五の人格が形成する一つの新しい超人格的チームが、
十五の結集された力に、ある何ものかが加わって闘う時、
初めてそこに相手にまさる力が生まれ出るのである。


大西鐵之祐のことばです。
清宮が実践してきた5年間の内容は、
まさにこのとおりではないでしょうか。

2回戦、がんばってほしいです。

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2006年02月04日

★仲間がついてこないと、リーダーのビジョンも絵に描いたもち − 早稲田ラグビー清宮監督に学ぶ

4104600016.09(早稲田).jpg明日はいよいよ

日本選手権。


大学日本一の早稲田が、
どこまでいけるのか、
楽しみです。


清宮監督の引退にあたって、
また早稲田ラグビーの本が気になり、
「早稲田ラグビー 再生プロジェクト」
また読み直しました。

この本は、他の本よりも、清宮の周りのスタッフの奮闘ぶりに多めにスポットがあたっています。


難しい交渉役を一手にひきうけていた、総務担当の木賀澤さんなど、周りのスタッフがめちゃくちゃ優秀で、目的に向かって、選手以上に奮闘しているそれぞれの話は、


リーダーひとりが

いくらすごくても、

そのビジョンに共鳴し、

形にするスタッフがいなければ、

何事も成功しない


という、ごく基本的だけど、つい忘れそうになることを
しっかり胸に刻んでくれました。

清宮のビジョンは、いつもスタッフのイメージの半歩(いや一歩?)先を
いっていて、スタッフたちは、振り回されっぱなしですが、
「日本一になる」という清宮のビジョンに、納得し、すすめたのだと思います。

メディアなどでは、清宮の「不遜な感じ」「口のわるさ」が全面に出ていますが
おそらく根っこはすごく優しくて、コトバにはしないけど相手を気遣っている人
ではないかなぁ?と思います。

夢(ビジョン)さえ描いていればいい、
そんなワンマンにならないよう、
戒められる1冊でした。



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2006年02月02日

●新監督の挑戦はいかに? − ヤクルト古田監督

古田監督、スタートしました。

キャンプ初日は、みんなで玉拾いをするなど
チーム一丸となってスタートしました。

石井、高津とメジャーリーガーを迎えることができた古田・ヤクルト

その人望が勝利に結び付くのか、見物です。
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2006年02月01日

★ライバルがいないと強くなれない?−ラグビー関東学院・春口監督に学ぶ

清宮監督が、
早稲田をあれほど強くすることができたのは

監督自身の采配や、清宮のまわりのスタッフがあったからですし、
そのコーチングに、選手のみんながしっかりついてきたからで
あることは間違いありません。

ふと、思うのですが、ベテラン春口監督率いる「関東学院」が
もしいなければ、こんなに早く早稲田は強くなっていたかな?
と。

もちろん、ストイックに自分自身の力をつけていくことも
できると思うのですが、やはりライバルがいることが、自分自身を
強くする「近道」ではないかと思います。

ましてや、そのライバルが、強ければ強いほど、その闘志が
かきたてられるものですよね・・・
普段の仕事でも、同じではないでしょうか。


尊敬するライバル、春口監督に、
清宮はどんな試合で臨むのでしょうか。
日本選手権が楽しみです。




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2006年01月29日

●自分のスタイルをつらぬく − ラグビー「雪の早明戦」に学ぶ

ラグビー・早明戦の話です。

清宮が2年生、堀越が1年生の当時の
Numberの「雪の早明戦」のビデオを、親友から借りてみました。

雪の中の最悪のコンディションながら、
かまわず走りまわるエンジと紫のジャージに、
ただただ圧倒されます。

特に印象的なのは、後半終了近く、明治はあと3点で
早稲田においつけるところで、あえて「勝ち」にはいきません。

あくまでの自分たちのスタイルにこだわり、
トライめがけて突進します。


もちろん、スポーツには勝負が大事なのですが、
何か自分のスタイルを貫こうという一本気なところに
忘れかけていた自分の気持ちを思い出しました。

伝統の早明戦には、他にもドラマがいっぱいのようです。
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2006年01月27日

★伝統ある組織の復活を託されたとき・・・早稲田ラグビー・清宮監督に学ぶ

4062568934.09(清宮1).jpg伝統ある組織を復活させるには、
相当にプレッシャーがかかると思います。


早稲田ラグビー部 清宮監督はみごと「復活」を
やってのけました。

「最強の早稲田ラグビー―世界を狙う「荒ぶる」魂」
読むとわかりますが、とにかく「勝つ」ということに、すべてを集中させる、その「リーダーシップ」が、すご過ぎます。



ひとことで「リーダーシップ」といえば
カンタンに聞こえてしまいますが、
もう少し清宮のすごさを分析すると、

・「絶対に日本一になる」

という「意思」

・「日本一になるため」の

 「作戦立案と実行力」

・「作戦実行」のための、

  躊躇ない「伝統の破壊」と

 「新しい方法の創出」


だと思います。

ビジネスマンとしての才覚を、学生のラグビーに持ち込んだ、ということで
アディダスとの提携など、賛否両論ありますが、
その「魂」に裏打ちされていての行動だと思いますので、
私としては「正解」ではないかと思います。


少し、極端に見方をかえると、早稲田が優勝したからといって、
たくさんのお金が儲かったり、株価が上がるわけではないですね。

最新号のナンバーで、清宮監督曰く、
「泣くためにやっている」と。

お金を稼ぐ以外の、人びとの魂を揺さぶる「想い」がないと、
みんなで本当の意味で「勝つ」ことはできないなぁと、
改めて感じました。

伝統ある組織の復活を託されたとき、
その「想い」だけでなく、「具体的なノウハウ・ドラマ」を
手元において参考にしたい一冊です。


posted by 23book at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ本に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月26日

●いつもたくさんの方に読んでいただき、ありがとうございます。

いつもたくさんの方に読んでいただき、

ありがとうございます。


このブログをはじめて、まもなく半年になります。

手探りの状態で、自分たちが読み、
実際に役にたったスポーツの話や書籍をたくさん紹介してきました。

おかげさまで、自分たちが考えていた以上に、
たくさんの方にアクセスしていただき、驚きとうれしさでいっぱいです。

ただ、不安もあるんです。

『アクセスもあるし、読んでくれている方はいる。
でも、実際はどう思ってくれているんだろう・・・。』と。

同時に、こうも考えます。

『これを読んでくれていることだけで幸せだな』と。
そして、
『誰かの生活や仕事の少しでも役に立てれば、これ以上言うことはないなぁ』と。


これから、もっともっとこのブログがもっと皆さんの役に立てるように、
内容を充実させていきたいと考えています。

そこで、普段このブログにアクセスしていただいている皆さんに、

・こういう話や本がおもしろかった

・この話や本はおもしろくなかった

・もっとこういう記事をよみたい


などなど、ご意見をうかがえるとうれしいと思います。

このページのコメント欄か、こちらのメールから、
皆さんの声をお寄せいただけるとうれしいです。


何か感謝の気持ちのお礼を用意したいのですが、
そういう余裕もなく・・・申し訳ありません。

たくさんの方からご感想、ご意見などいただけるとうれしいです。
今後とも引き続き、よろしくお願いいたします。



ブログ管理人より
posted by 23book at 10:45| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ本に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月21日

★ピンチで負けない自分管理術−元マリナーズ長谷川に学ぶ

4344002741.09(長谷川).jpg仕事で成果を出すため、いかに自分を管理するか。

いろんな本が出ていますが、
この「チャンスに勝つピンチで負けない自分管理術」が、具体的で、読みやすくてオススメです。

長年メジャーで一度もマイナーに落ちず、
成果を出し続けられた、その秘訣が満載です。


「僕は先発投手として失格したおかげで6年間、セットアッパーとしての地位を確立することが出来た。」

え? なんでこんな前向きに考えられるの?


「ピンチという状況は、客観的に見て、存在しない。
それは自分が作り出した幻影であり、『魔物』なのだ」



なるほど。。。 自分の解釈しだいってことか。


おそろしいまでに、すべての出来事を「ポジティブ」にとらえることができる
「元」マリナーズの長谷川が、この本で教えてくれていることは、

●目標は具体的に設定し、必ず紙にかくこと。
そして実現までのステップを具体的にすること

●いつでも失敗をしてもいい。でもそこから何を学ぶかが大事。

●人には自力でコントロールできることとできないことがある。
 コントロールできることはしっかりとやり、コントロールできないことは
 その状況を楽しむこと



とにかく、メジャーリーガーとして実践している自分コントロールの方法が
具体的にかつやさしく書かれています。

大半は、日々の仕事にも簡単に取り入れられるものばかりです。

ビジネスマンばり、というかほとんどビジネスマンの長谷川は、
たくさんの本を故障中に読んだとか。

今回の引退の決断も、ひょっとしたら、第二の人生の「コントロール」を
すでに描いていたのかもしれないですね。

「金持ち父さん貧乏父さん」がお気に入りらしく、その他にも
「メンタル・タフネス―勝ち抜く「精神力」を手に入れる」
「大リーグのためのメンタルトレーニング」なども
オススメしていました。






 





posted by 23book at 02:30| Comment(0) | TrackBack(0) | スポーツ本に学ぶ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月19日

★女子スケート荒川選手に、大企業の再生のヒントを学ぶ

先日のNHK特集「女子フィギュア“レベル4”への挑戦」で、
新採点法をめぐる、荒川静香選手と安藤美姫選手との苦闘
特集されていました。

ベテランで、自分の「理想のすべりの型」をもつ荒川選手と、
新採点法で高得点を稼げる「ジャンプ」という武器をもった安藤選手。


少し、普段の「ビジネス」という視点でみると、

荒川選手は「勝ちパターンをもった大企業」

安藤選手は「時代の寵児的なベンチャー企業」


というようにもとれました。

安藤選手の苦闘は、連日のマスコミ報道でとりあげられていますが、
必死に自分の型を守りながら、新しい新採点法に
マッチさせようとする荒川選手の姿に、なんか「勇気」がわいてきました。


どれだけ、自分の理想とする型で勝つのが難しいか。

普段のビジネスでも、「自分のやりたいこと」と、「市場のニーズ」との
板ばさみ
になることも多いのではないかと思います。

荒川選手の「笑わない表情」には、その苦悶がみてとれました。

また、コーチをかえて、勝負に臨む姿は、
時代に取り残されそうな大企業が、新規事業を取り仕切る優秀なマネージャーを
畑違いのところから起用することにも似ている気がします。

そんな荒川選手が、トリノではどんなすべりをみせてくれるのか、
今から予習しながら待とうと思います。

今週発売の「VS. (バーサス) 02月号」で、選手を特集しています。



posted by 23book at 11:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 最近のスポーツをみて | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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